「療育ハンドブック」シーティング特集が発行されました

 一般社団法人 全国肢体不自由児父母の会連合会(全肢連)の依頼で昨年から執筆ていした「療育ハンドブック 47集 シーティングで変わる障害児者の未来」が発行され、各県の支部から会員の皆様に配布されました。全国の障害児者とご家族に読んでいただけるのがとても嬉しいです。

 全肢連が会員のために毎年作成して発行している「療育ハンドブック」を今年度は私が担当させていただき、姿勢とシーティングについて執筆しました。B6サイズの小さな冊子95ページに山﨑が過去28年に国際シーティングシンポジウムと欧米のPT, OT, 医師から学んだ姿勢とシーティングに関する知識と情報を写真や図とともに、障害児・障害者のご家族や関係者向けに分かりやすくまとめました。今回は障害児者向けに書きましたが高齢者や成人障害者の姿勢や車椅子そしてシーティングにも役立ていただける内容です。

 多くの方にお読みいただき、悪い姿勢を改善して二次障害と呼ばれる変形、褥瘡、拘縮、脱臼、異常な筋緊張、呼吸器系・消化器系の問題を予防して、残存機能を最大限に発揮して健康に元気に活動していただきたいと願っております。

 全肢連のホームページにも療育ハンドブックが紹介されています。記事によると「本誌をご希望の方は全肢連事務局まで問合せください」ご希望の冊数にもよりますが、会員の方には無料、会員以外には1冊350円で販売いたします。とのことです。ご興味をお持ちの方はこちらからお問い合わせください。
 すでに多くの特別支援学校や病院から購入希望が届いているそうです。今後この内容に沿ったセミナーや講習会を提供していきます。

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