2016年メッセージと活動

高橋ひなこ議員

<2016年3月22日>
市会議員、県会議員の時から盛岡市と岩手県のユニバーサルデザインのまちづくりをお手伝いして、シーティング普及に協力していただき、現在は「シーティングで自立支援と介護軽減を実現する議員連盟」の事務局長を務めていただいている高橋ひなこ議員のパーティに伺いました。南部藩の末裔で現在の殿様である南部君とも再会。ボーイスカウトでは後輩だけれども岩手の人々にとっては殿様なので大人気。最後に3人で記念写真を撮りました。

 

ユニバーサルツーリズム普及促進検討会

<2016年3月22日>
国交省・観光庁のユニバーサルツーリズム普及促進検討会の今年度最終回。UT/バリアフリー観光の第一人者、中村元さんと親川修さんと記念写真。お二人と活動できるのは有意義です。最終回の議題は、地域の受入態勢の強化 加速手法、宿泊施設のUTに対応した情報発信、ユニバーサルツーリズムの普及促進の課題。検討会の座長は秋山哲男先生、委員には長谷川幹先生など専門家ばかりなのでしっかりと議論ができました。取りまとめには私の発言も多く採用されていて嬉しかったです。次回は観光・宿泊関係者への周知実践。2020年に向けて進めていきます。

 

オリパラ・パートナー企業向けアイデアソンで講演&体験会

<2017年3月16日>
大日本印刷でオリンピックパラリンピック・パートナー企業向けのアイデアソン「バリアフリーセミナー」が開催され、「東京パラリンピックに向けたバリアフリー化とユニバーサル社会の実現」というタイトルで基調講演しました。私の後には視覚障害の菅谷さんが講演。「視覚障害者はスマホが命」という話は興味深く、私にとっても勉強になりました。
第2部はバリア体験ワークショップとして車椅子体験と視覚遮断体験を提供。私は車椅子体験を担当。様々なタイプの車椅子を乗り比べたりバリアのあるコースを試乗したり。参加者は車椅子と視覚障害両方の体験ができて有意義な時間だったようです。
セミナーの後半にスピードストーミングを使って参加者がアイデアを出し合って投票し、トップ3を決定。どのアイデアも「障害者についてもっと詳しく理解しなければ適切な対応ができない」という私と菅谷さんが講演で伝えたことをアイデアにしてくれたものだったので感激でした。今回のアイデアソン・バリアフリーセミナーは大成功だったと言えるでしょう。

 

赤羽でシーティングシーティング講演会

<2017年3月13日>
夕方から赤羽にあるリハビリ病院でシーティング講演会。まずはシーティングの基礎編として、姿勢保持の基礎、ずり落ち姿勢や傾いた姿勢の改善、褥瘡予防等について話しました。皆さんとても熱心に聴いてくれて、対応したい患者さんがたくさん目に浮かんだ、看護師向けの講習会もしてほしい、神経内科でも講演してほしいなど嬉しい感想がいっぱいでした。
講演後の懇親会では今後の講習や患者さんの対応などいろんな話ができて楽しい時間でした。この病院でもシーティングが実践させて行くのを実感!これから手伝って行くのが楽しみです。

原宿でシーティングシーティング講演会

<2017年3月10日>
夕方から原宿にあるリハビリ病院でシーティング講演会。まずはシーティングの基礎編として、姿勢保持の基礎、ずり落ち姿勢や傾いた姿勢の改善、褥瘡予防、拘縮対応、二次サポートなどについて話しました。皆さんとても熱心に聴いてくださって「ぜんぜん眠くなりませんでした」のコメントも嬉しかったです。
講演後の懇親会では多くの質問を受け、色々な話ができて楽しい時間でした。この病院でもシーティングが始まるのを実感!手伝って行くのが楽しみです。

 

 

お知らせ

<2017年1月~2月>
2107年1月~2月は非常に忙しく、facebookには速報でアップしていますがホームページにアップできていません。時間を見つけてアップしていきますのでしばらくお待ちください。

茨城シーティングセミナー第5回(最終回)

<2016年12月21日>
10月から筑波記念病院で開催してきた茨城シーティングセミナー。今回第5回が最終回でした。これまでに姿勢、シーティング、褥瘡等について3回講義。前回患者さん2名に対するシーティング評価を実演。最終回は1症例について私が評価手順に沿って説明しながらシーティングの提供を実演した後に2グループに分かれて患者さん2名にシーティング。私、PTの伊藤亮子さん、筑波記念病院のシーティングチーム、弊社スタッフがアドバイスを提供しながら参加者の皆さんに姿勢と車椅子の評価、マット評価(臥位,座位)、採寸、車椅子の設定、調整に挑戦してもらいました。このように評価、設定、調整を自分でやってみることがシーティングを提供できるようになる最適な方法。この5回シリーズで茨城県にシーティングを提供できるPT,OT,医師が増えたことを実感!患者さんたちも姿勢が改善され快適になって喜ばれていました。

 

「これからの医療と介護のカタチ ~超高齢社会を明るい未来にする10の提言~」出版

<2016年12月12日>
佐々木淳先生著「これからの医療と介護のカタチ ~超高齢社会を明るい未来にする10の提言~」が発売されました。
超高齢社会を明るい未来にするために、何が必要なのか? 気鋭の在宅診療医が医療と介護の最前線で活躍する24名の賢人との熱い議論を通じて、超高齢化が進む日本の未来を探ります。(内容紹介より)
私も24人の1人として「提言4 健康寿命を延伸するケア」で自立支援、シーティング、支援機器等ついて語っています。他の提言はさらに素晴らしい内容!ぜひご一読ください。

2016-12-1
2これからの医療と介護のカタチ

茨城シーティングセミナー第4回

<2016年12月6日>
筑波記念病院で開催している茨城シーティングセミナーの第4回を開催。5回シリーズのセミナーは前回までで車椅子、シーティング、褥瘡予防、重度障害者への対応(変形・拘縮・脱臼・筋緊張)についての講習を終了。今回はシーティングの実践として、シーティング評価手順について講義した後に患者さん2名に対してシーティングの評価を提供(姿勢評価・車椅子評価・臥位評価・座位評価)。評価結果と採寸情報から車椅子とシーティング製品を設定。試乗から最終調整、そして機能評価までを実演しました。次回がは最終回。4名の患者さんに対して参加者が2グループに分かれてシーティングの評価から設定、調整までを提供して私が指導します。この5回シリーズで茨城県にシーティングを提供できるPT,OT,医師が増えているのを実感。嬉しいです。

 

茨城シーティングセミナー第3回

<2016年11月23日>
筑波記念病院で開催している茨城シーティングセミナーの第3回を開催。5回シリーズの3回目はシーティングによる褥瘡予防・再発防止、そして重度障害者への対応として変形、拘縮、筋緊張への対応について話しました。前回までのシーティングによる姿勢保持を復習しながらの講習だったので理解が深まったようでした。今回も会場は満員。皆さんとても熱心に聴いてくださいました。次回は患者さん2名に対するシーティングの評価から設定、調整まで実演します。この5回シリーズの目的は茨城県にシーティングを提供できるPT,OTと医師を増やすことです

 

第33回 日本身体障がい者水泳選手権大会

<2016年11月13日>
福岡市 総合西市民プールで開催された第33回日本身体障がい者水泳選手権大会に出場しました。第4回から参加している大会です。今回は50m平泳ぎと50m自由形に参加。平泳ぎはここ5年の自己ベストを更新できました。でも今回狙っていた6年前に作った大会&日本記録は破れなかったのが残念。来年に再度挑戦します。自由形はパラリンピックメダリストの鈴木孝幸君と同じ組。鈴木君がダントツの1位。僕は4位でしたが飛び込めない選手の中では1位でした。この大会を目指して毎年泳いでいるので満足できる成績にホッとしました。

 

「シーティングで自立支援と介護軽減を実現する議員連盟」第8回会合

<2016年11月11日>
衆議院議員会館で「シーティングで自立支援と介護軽減を実現する議員連盟」第8回会合が開催されました。高橋ひなこ先生の司会、野田聖子先生のご挨拶で開会。今回から川村建夫先生、とかしきなおみ先生、そして理学療法士でもある小川克巳先生が議連のメンバーになり会議に参加してくださいました。今回の議題はリハビリテーション診療報酬留意事項への車椅子やシーティングの追加と車椅子移送時の車椅子固定の安全基準について。財団から説明を行い。議連の先生方、永生病院の安藤理事長からも支援の言葉をいただきました。厚労省からは現行のリハビリテーション料でも日常生活活動訓練として車椅子やシーティングの評価や提供は認められるとの言葉をもらいましたが、明快な通達や説明がほしいと依頼しました。今回は車椅子やクッションメーカーからも幹部が参加。財団の会員にもなっていただいたので協力して車椅子シーティングの普及活用を進めていきたいです。

 

第14回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合講演

<2016年11月9日>
第14回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合・ASEAN-WAPES Joint Event 2016でブレナリー(全体)講演の3人目として英語で講演させていただきました。「To promote social participation of people who needs social support」と題して社会的に支援が必要な人々のための社会参加と自立支援に必要なことについて講演しました。いつも日本語で話している内容のダイジェスト版ですが多くの実例とともに分かりやすく話したことで参加者の心にダイレクトに伝わったようでした。講演中の反応も良く講演後には大勢の参加者から賞賛の言葉をいただきました。特にブレナリー講演を共にしたILO(国際労働機関)のAvilaさんとは昼食もご一緒させていただき色々な方を紹介していただきました。少し心配していた英語の講演が大成功に終わってよかったです。

茨城シーティングセミナー第2回

<2016年11月8日>
筑波記念病院で開催している茨城シーティングセミナーの第2回を開催。5回シリーズの2回目は車椅子シーティングで最も大切な骨盤の傾きへの対応について話しました。前半に骨盤の後傾の原因、問題そして対応、後半に骨盤の片側への傾きへの原因、問題そして対応についてデモンストレーションをまじえて詳しく話しました。車椅子使用者に多いずり落ち姿勢と片側に傾いた姿勢についしての講義だったので満員の参加者は。とても熱心に聴いてくださいました。この5回シリーズの目的は茨城県にシーティングを提供できるPT,OTと医師を増やすことです

 

茨城シーティングセミナー第1回

<2016年10月25日>
筑波記念病院で茨城シーティングセミナーとして2週間おきに5回のシーティング研修会を開催するご依頼をいただき、10月25日に第1回を開催しました。5回シリーズの初回は車椅子シーティングの基礎として車椅子の考え方、車椅子の設定と姿勢の関係、重力と姿勢の関係、車椅子使用者の二次障害、骨盤の傾きの評価等について話しました。参加者は150名で会場は超満員。とても熱心に聴いてくださいました。2週間後の次回もすでに満員だそうで嬉しいです。この5回シリーズの目的は茨城県にシーティングを提供できるセラピーと医師を増やすことです

お知らせ

<2016年7月~10月>
2106年7月~10月については、facebookには速報でアップしていますがホームページにアップできていません。
時間を見つけてアップしていきますのでしばらくお待ちください。

日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会 東京大会

<2016年6月12日>
日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会 東京大会2日目、私のグループによる「スポーツ事例を通して学ぶ」の発表があり、脳損傷者と関係者を中心に多くの聴講者が集まってくださいました。最初に私がこのプログラムについて話したあと、ボッチャ、卓球、水泳・スキューバダイビングを脳損傷の方が楽しんでいる映像をお見せしてから各スポーツの代表に登壇してQ&A形式で講演していただきました。
発表は大好評で、医療・リハビリ・福祉の専門家からも「脳損傷者にこんなことができるとは思いもしなかった」,「初めてこのような映像を見た」,「自分の好きなことを見つけて楽しむことが大切だと分かった」,「リハビリに活用したい」など嬉しい感想をたくさんいただきました。しかし知らない人がまだこんなに多いことにも驚きました。
スポーツなんて敢えてしなくてもよいと考えている人が多いのが現状ですが、障害者がスポーツをすることで日常生活、社会復帰、職場復帰に役立つ様々な考え方やスキルを得ることができます。レクリエーションとしてリハビリとして競技スポーツとして、様々な形で多くの障害者にスポーツを活用していただきたいです。

関東身障者水泳選手権大会

<2016年6月11日>
横浜国際プールで開催された第30回関東身体障害者水泳選手権大会に出場。第4回から出場している大会。今年も2種目泳ぎました。り50m自由形も50m平泳ぎも昨年よりは良いタイムでしたが両方ともターンを失敗。心残りのレースになりました。日本選手権の標準記録は切れたので11月の大会に向けてまた練習を頑張ります。チームはリレーで3位。充実の関東大会でした。

愛媛県看護協会会シーティング研修会

<2016年5月28日>
愛媛県看護協会の依頼で松山市の看護研修センターでシーティング研修会を提供。100名近くの看護師さんが集まって車椅子、姿勢保持、シーティング、褥瘡予防について1日勉強してくださいました。看護師さんが病棟で患者さんをシーティングの観点から見られるように講習。クッションやシーティングの車椅子の体験も提供しました。褥瘡予防・再発防止の講習ではクッションの選択ポイントや圧分布測定についても詳しく説明。車椅子やシーティングについてあまり勉強する機会のない看護師さんですが、新しい知識や情報を多く得られたと喜んでいただきました。病棟で役立つ知識を提供できてよかったです。これでPTやOTと患者さんの姿勢やシーティングについて一緒に検討できると思います。そのような病院が増えることを願っています。

 

愛媛県肢体不自由児父母の会連合会シーティングセミナー

<2016年5月27日>
愛媛県肢体不自由児父母の会の依頼で愛媛県立子ども療育センターで障害児向けシーティングセミナーを開催しました。障害児者の姿勢とシーティングの活用について1時間半講演した後にシーティング体験会を提供。予定していた2名に加えて10人以上の姿勢の相談に乗りました。シーティングで姿勢が改善できるお子さんばかりだったのでまた愛媛県に来てシーティングを合わせることを約束しました。センターのセラピストも多く参加していただいた大反響だったので愛媛県のシーティングさらに広がりそうで嬉しい講習会でした。

 

HCC(ヒューマンコミニュケーションクラブ)講演

<2016年5月19日>
ダイワハウス東京支社で開催されたHCC(ヒューマンコミニュケーションクラブ)の月例会で講演させていただきました。HCCとは会員企業の経営資源の再発掘と企業革新を思考し相互の協力により、新しいビジネスモデルを創造し新事業の開発、地域開発等による社会貢献と企業の発展を目的に設立された異業種交流会。今回は「介護から自立へ 〜少子化を伴う超高齢社会に向けて障害者と高齢者について考える〜」と題して講演。自分自身について、支援機器とシーティングの活用、そしてユニバーサルデザインのまちづくりについてお話しました。年配の方が多かったのでご自身の十数年後と重ね合わせて聴いてくださったようです。「自分も介護じゃなくて自立を支援してほしい」という声が多くて嬉しかったです。

 

「在宅医療 多職種連携ハンドブック 」出版

<2016年5月19日>
「在宅医療 多職種連携ハンドブック 」が完成。出版されました。佐々木淳先生監修、悠翔会編集、在宅医療に関わる著名な先生方に混ぜていただき私もシーティングについて書かせていただきました。多職種で全体像を把握し実践的な知識を身に着けることを目的とした本です。在宅医療や介護に関わるご家族が持っていただいてもよいかもしれません。在宅医療・介護に関わる多くの皆様に読んでいただきたいです。

 

ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議・街づくり分科会に参加

<2016年4月19日>
「ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議」の街づくり分科会に有識者の1人として指名していただき、第2回から参加しました。今回は様々な障害者団体から2020年に向けた街づくりへの意見・要望を聞きました。DPIの佐藤君とパラリンピアン協会の大日方さんの発表は今回も良かったです。会議の最後に平田事務局長から「東京オリンピックパラリンピックに向けて具体性のある施策におとして、できる限り実現して行く」との嬉しいお言葉をいただきました。二ヶ月おきに開催されるこの会議で、すべての人が使いやすい街の実現に向けて尽力していきます。

 

キッズフェスタ2016

<2016年4月16,17日>
今年も障害児とその家族のための福祉用具展・キッズフェスタ、正式名称「キッズフェスタ アンダー18・第15回こどもの福祉用具展2016に参加しました。今年もTRC東京流通センターの展示場を会場として開催。アクセスインターナショナルとしてブースを出展し、新しい車いす、シーティング製品、シーティング付きバギー、スタンディング製品、様々なポジショニング・ベルト類や頭部サポート製品などを展示し、来場された多くの方に体験していただきました。両日とも、ブースは大盛況で嬉しかったです。

毎年たいへん好評なシーティング体験を今年も提供しました。ひっきりなしに障害のあるお子様のご家族が希望され、姿勢を評価して改善するとご家族はその変化に驚き、たいへん喜んばれていました。4月からジッピーアイリスが完成用部品の構造フレームに認定されたことを知って障害児のご家族もセラピストも学校の先生も皆さん喜んでくださいました。シーティングが提供しやすくなったのでより多くのお子様の姿勢を改善することができます。

愛知県・豊橋市肢体不自由児父母の会シーティング講演

<2016年3月19日>
愛知県の豊橋市肢体不自由児父母の会の依頼を受けて総会でシーティングについて講演。会長さんが全国大会で私の講演を聴いて今回の講演会を開催してくださいました。シーティングの製品を使わずにパワーポイントだけで講演したのは久しぶり。シーティングの考え方、シーティングで何が可能になるかを中心にお話しました。講演後には多くの参加者の皆様からシーティングの依頼をいただきました。近日中にシーティング体験会を開催することになりそうです。

神奈川県肢連の依頼で藤沢市でシーティング研修会

<2016年3月13日>
神奈川県肢体不自由児者父母の会連合会から依頼を受けて先月の海老名に続き湘南支部でシーティング研修会を提供。障害者本人、家族、セラピスト、支援学校教職員、施設・病院関係者など多くの方が参加してくださいました。2時間のシーティング講習を熱心に聴いて、1時間のシーティング実演を見ていただき、シーティングの理解が深まったのを実感しました。シーティング実演体験では姿勢が見違えるように変化してお子さんを見てご家族も参加者も喜んでいました。お子さんの笑顔がすべてを物語っていたと思います。多くの依頼をいただいたので神奈川県に来ることが多くなりそうです。

パラリンピック東京大会成功ワーキングチームで発表

<2016年3月10日>
2020年パラリンピック東京大会成功ワーキングチームの第8回会合。今回はTokyoアクセシビリティガイドライン等について説明があった後にエクスパートチームとして先日まとめた新国立競技場整備計画に関しての意見と提案を私が代表して発表させていただきました。新国立競技場の整備計画は我々が期待していた完成度にかなり近ので喜んでいるが、車いす用座席が第二層と三層に少ないこと。身障者用駐車スペース数が少ないことについて改善を求めました。また新国立競技場以外の競技施設と競技場周辺の整備、動線、宿泊施設、店舗についてもIPCアクセシビリティガイドラインに沿って改修されることを要望しました。観客の立場からの上記の要望に加えて、選手からの要望としてサブトラツクのバリアフリー化、十分な数の車いす対応トイレの整備、競技用車いす置き場等についても述べさせていただきました。次回はこの点についてさらに意見を伝えたいと思います

神奈川県肢連の依頼で海老名市シーティング研修会

<2016年2月6日>
神奈川県肢体不自由児者父母の会連合会の依頼で保護者向けのシーティング研修会を提供。肢体不自由児父母の会では全国大会を含めて何度も講演させていただいていますが神奈川県では初めて。シーティングについて初めて聴いた方が大半でしたがとても好評でした。後半ではシーティング体験会を提供。体験者お二人とも姿勢が大きく改善されたのでご本人、ご家族、聴講者の皆様も驚いて喜んでくださいました。来月には藤沢市でも研修会を依頼いただいています。神奈川県でのシーティングの普及がさらに広まるのを実感しています。

2020年パラリンピック東京大会成功ワーキングチーム会議

<2016年2月1日>
「2020年パラリンピック東京大会成功ワーキングチーム(WT)」の第7回会議に参加。馳事務局長、野田座長、中曽根会長、遠藤大臣のお話の後、新人事で古川泰衆議院議員が事務局次長に就任。佐賀県知事時代にずっとUユニバーサルデザイン推進アドバイザーとしてお手伝いしてきた方なので心強く感じました。今回の議事の最後に野田先生から我々WTエクスパートチームの紹介と報告がありました。野田座長の諮問的存在としてWTにも協力していくことを発表していただいたので、各メンバーの専門知識を生かしてさらに力を尽くしていきます。

「北海道新聞2月1日朝刊にインタビュー記事が掲載

<2016年2月1日>
北海道新聞のオピニオン欄「月曜討論」に私のインタビューが掲載されました。「新国立競技場に求められるもの」というテーマのインタビュー記事です。私と元2016東京五輪パラリンピック招致課長で順天堂大学客員教授の鈴木知幸さんがそれぞれの立場から意見を述べました。私は、IPCアクセサビリティガイドを順守したすべての人に使いやすい施設を建設すること。競技場だけでなく周辺地域もバリアフリー化して超高齢社会のモデルとすること。現在の日本人のユニバーサルデザインの感覚ではなく、将来の日本を見据えたユニバーサルデザインのまちづくりが必要であることを述べさせていただきました。

北海道新聞2016年2月1日号

山陰バリアフリー観光推進シンポジウム2日目松江市で講演

<2016年1月28日>
鳥取県と島根県で開催された山陰バリアフリー観光推進シンポジウム。2日目の松江シンポジウムでも日本バリアフリー観光推進機構の中村元理事長と共に講演。中村さんの講演は「バリアフリー観光を進めて10倍の集客を」。私の演題は「東京パラリンピックに向けインバウンドの強化を!」。バリアフリー観光からすべての人に優しいまちづくりについて講演。過去のパラリンピックから学ぶべきこと、レガシーとしてのまちづくり、大会に向けて求められるサービス、バリアフリー化~ユニバーサルデザイン、アクセシブル・トラベル・ジャパンなどについてお話しさせていただきました。
私の後に地元の旅館「なにわ一水」の勝谷代表が旅館のユニバーサルデザイン化について講演。素晴らしい成功例であり進化し続けているところに感動しました。その後のディスカッションも良い内容だったのでもっと多くの旅行・観光関係者に聞かせたいシンポジウムでした。

島根県松江市長訪問

<2016年1月28日>
鳥取県と島根県で開催された山陰バリアフリー観光推進シンポジウム2日目の講演の前に松江市役所を訪問して松浦正敬市長と面談。日本バリアフリー観光推進機構理事長の中村元氏が松江市のバリアフリー観光推進について話し、私が2020年のバリアフリー観光に向けたまちづくりについて話させていただきました。地元のバリアフリーツアーセンターであるプロジェクトゆうゆうの三輪会長も同行。彼らの活動によってスタートしているバリアフリー観光が松浦市長の協力によってさらに進んでいくことを実感しました。

 

山陰バリアフリー観光推進シンポジウム初日鳥取市で講演

<2016年1月27日>
鳥取県と島根県で開催された山陰バリアフリー観光推進シンポジウムで日本バリアフリー観光推進機構の中村元理事長と共に講演。中村さんの講演は「バリアフリー観光を進めて10倍の集客を」。私の演題は「東京パラリンピックに向けインバウンドの強化を!」。バリアフリー観光からすべての人に優しいまちづくりについて講演。過去のパラリンピックから学ぶべきこと、レガシーとしてのまちづくり、大会に向けて求められるサービス、バリアフリー化~ユニバーサルデザイン、アクセシブル・トラベル・ジャパンなどについてお話しさせていただきました。