シーティングによって、

  • 障害を負った後に生じる二次障害の予防や悪化の防止が可能になります。
  • からだに残された機能を最大限に発揮することが可能になります。
  • 障害児が、まっすぐで健康的な姿勢を維持して健康に発育することを助けます。
  • 疲れや痛みを除去したり軽減して活動性をさらに向上します。
  • 高齢者が快適に車いすで過ごせる時間を延ばして、介護軽減を可能にします。
  • シーティングはすべての車いす使用者に必要なものなのです。
  • 姿勢の改善により、車いすに長時間乗っていても、疲れなくなります。
  • 車いす上でのお尻、腰、背中、首、肩などの痛みを除去または軽減することができます。
  • 褥瘡の予防や再発の防止ができます。
  • 寝たきりの高齢者を車いすに起こして、元気にすることができます。
  • 離床時間の延長と自立度の向上によって、介護の負担を軽減することができます。
  • 脊柱の側彎や円背などの変形を予防したり、悪化を防止することができます。
  • 股関節の脱臼の大半はシーティングによって予防したり再発防止することができます。
  • 車いす上での高い筋緊張や不随意運動の大半はシーティングによって緩和することができます。
  • 車いす上の悪い姿勢によって悪化した呼吸器系、消化器系、循環器系などの機能の改善も可能です。
  • 障害の軽度な方から重度な方まで、身体に障害を持つ方の車いす上での安定性と快適性を向上するとともに、機能性の向上を可能にします。

車いすとシーティングによる姿勢の改善は、その時期が早ければ早いほど良い結果につながります。生まれつきの障害でも中途障害でも、可能な限り早い時期に悪い姿勢を改善することが大切です。時間が経てば経つほど可動性が失われて歪みや変形が固定されてしまいます。その場合でも悪化の防止は可能ですが、早い時期であれば可動性があるので多くの問題を根本的に改善することができます。

障害を負ったのだからしょうがないと、車いすによる問題や二次障害の発生を諦めていませんか?車いすとシーティングの適切な設定によって姿勢を改善することは可能です。姿勢の改善により、多くの二次障害が防止できます。特に障害児・者の変形の予防や悪化防止と高齢者や脊髄損傷者の褥瘡の予防と再発防止には高い効果があります。

長年、座位保持と機能性の向上は相反すると考えられてきました。しかしシーティングによる姿勢保持の最終的な目標は機能性の向上にあります。車いすで快適に過ごせる時間を延ばし、二次障害を防止して、自分でできることを増やし、自立した快適な生活を可能にする。そのために不可欠な技術がシーティングです。車いすで過ごせる時間が増えれば介助や介護の軽減も可能になります。

ぜひシーティングについてを知っていただき、活用していただきたいと願っています。車いすを使用されている方で座位に問題があれば、シーティングをご依頼ください。車いすとシーティングに関する相談をお受けしています。クリニックの様子はこちらで紹介しています。  セラピストや介護関係者の方は、シーティングセミナーに参加いただき、シーティング技術を活用していただきたいと願っています。詳しくは、こちらからどうぞ。

2008年6月に障害児(者)の家族向けの本を出版しました。私がこれまでのセミナーでお話していてる内容を中心に姿勢とシーティングについて書きました。これまでにお手伝いさせていただいた方のご家族の協力を得て、多くの実例も紹介しています。詳しくは、こちらからどうぞ