山崎 泰広(やまざきやすひろ)
1960年東京生まれ
79年、留学中の米国で転落事故により脊髄損傷、下半身麻痺となる。
リハビリ後復学し、85年ボストンカレッジ経営学部卒業。
帰国した当時の遅れていた日本の福祉機器を変えるため、90年、車椅子とシーティングを中心に障害者の自立を支援する優れた機器を世界中から提供する(株)アクセスインターナショナル設立。
毎年欧米の講習会で勉強し31年に渡って全国でセミナーを開催。車椅子使用者の変形や褥瘡等の二次障害の防止、自立支援と介護軽減を実現する活動を続けている日本のシーティング第一人者。
帰国時から日米のバリアフリー格差を痛感。講演・委員・コンサルティングによりバリアフリー化/ユニバーサルデザイン化を推進する活動を続けている。
2018年、(株)アクセスプランニング設立。シーティングによる問題解決ニ加え、バリアフリー・まちづくりのコンサルティングを提供している。
内閣官房・ユニバーサルデザイン2020ヒ評価会議、東京都スポーツ振興審議会委員等様々な委員を歴任。
2023年、車椅子使用者の二次障害を国際標準のシーティングによって防止して自立支援を実現するために一般社団法人国際シーティング自立支援協会を設立、代表理事就任。シーティングの普及と活用に尽力している。
92年バルセロナパラリンピック100m平泳ぎ6位入賞
著書に「運命じゃない! シーティングで変わる障害児の運命」(藤原書店刊)等がある。