山崎 泰広(やまざきやすひろ)
1960年東京生まれ
79年、留学中の米国で転落事故により脊髄損傷、下半身麻痺となる。
リハビリ後復学し、85年ボストンカレッジ経営学部卒業。
帰国した当時の遅れていた日本の福祉機器を変えようと、90年、車椅子とシーティングを中心に障害者の自立を支援する優れた機器を世界中から提供する(株)アクセスインターナショナルを設立。
毎年欧米の講習会で勉強し23年に渡って全国でセミナーを開催。車いす使用者の変形や褥瘡等の二次障害の予防と悪化防止、自立支援と介護軽減を実現する活動を続けている日本のシーティング第一人者である。
85年帰国時から日米のバリアフリー格差を痛感。講演と委員としての活動によりバリアフリー化/ユニバーサルデザイン化を推進する活動を続けている。2016年、(株)アクセスコンサルティング設立。
92年バルセロナパラリンピック100m平泳ぎ6位入賞。
内閣官房・ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議、内閣府・社会還元加速プロジェクト、東京都スポーツ振興審議会委員、佐賀UD推進会議アドバイザー等様々な委員を歴任。
障害者と高齢者の自立支援を目指して、車いすをはじめとする自立支援機器に関するコンサルティングとセミナーを全国で展開すると共に、ユニバーサルデザインの考えの基に、リフォームから街づくりまで様々なコンサルティングを行っている。
著書に「運命じゃない! シーティングで変わる障害児の運命」(藤原書店刊)等がある。