2015年メッセージと活動

原宿「バリアフリーのまちづくりに関する講演会」で講演

<2015年12月21日>
原宿神宮前まちづくり協議会が開催する「原宿表参道ECO-Avenue21プレゼンテーション」の第一部「バリアフリーのまちづくりに関する講演会」で日本バリアフリー観光推進機構中村元理事長と共に講演。中村さんがバリアフリー観光で顧客を増やす講演。その後に2020年に向けた原宿のバリアフリー化とユニバーサルデザインのまちづくりについて私が講演。中村さんとコンビでの講演は3回目。多くの皆様にバリアフリー観光について興味を持っていただき、まちと店舗のバリアフリー化の意識付けにもなったので今後に繋がる講演会でした。

広島市で障害児向けシーティング研修会

<2015年12月12日>
広島市にバリアフリー観光の講演で来た機会に、広島県心身障害児者父母の会連合会の依頼を受けて広島市で障害児者向けのシーティング研修会を開催。午前中にシーティングの基礎について話し、午後からシーティング体験(実演)を提供しました。体験者は2人とも見違えるほど姿勢が改善されたのでご家族はもちろん参加者の皆さん全員が笑顔になっていて提供者として嬉しかったです。シーティングが遅れていた広島の皆さんを手伝って障害児者の姿勢を改善し、二次障害の予防と機能性の向上が可能なことを実証して行きたいです。

広島で開催されたバリアフリー観光セミナーで講演

<2015年12月11日>
広島まちづくり推進協議会の依頼で広島市に来てバリアフリー観光セミナーで講演。演題は「2020年東京オリンピックパラリンピックを目指したバリアフリーインバウンドとまちづくり」。訪日する障害のある旅行者への対応とパラリンピックを目指したすべての人に優しいまちづくりについて講演しました。過去のパラリンピックから学ぶべきこと、レガシーとしてのまちづくり、大会に向けて求められるサービス、バリアフリー化~ユニバーサルデザイン、アクセシブル・トラベル・ジャパン等についてお話しました。なかなか進まないと言われている広島のまちづくりに一石を投じられたとしたら嬉しい限りです。

法政大学でユニバーサルデザインのまちづくりについて講演

<2015年12月4日>
法政大学スポーツ健康学部のスポーツとまちづくり講座で講演。三ッ谷先生にご依頼いただいて今年で7年目。今日も70人以上集まってくれました。今回は2020オリパラに向けたまちづくりを中心に来年スタートする障害者差別解消法への対応についても話しました。感想文は長文も多くて理解度の高さが窺えた。卒業生で現在東京都のオリパラ準備局で働いている青年も聴きに来てくれて嬉しかった。

千葉県の特別支援学校でPTA向けにシーティング講習会

<2015年11月27日>
千葉県の特別支援学校PTAから依頼をいただいて保護者向けにシーティング講習会を開催しました。午前中に姿勢とシーティングの基礎について後援。昼食を挟んで午後から希望者へのシーティング体験を実演しました。骨盤の後傾と円背がかなり悪化していた子供さんがシャキッと見違えるような姿勢になってお母さんも聴講者も驚いて、すごく喜んでいました。多くの依頼をいただいたので順次対応していきます。

「アクセシブルトラベルJAPAN」のホームページがオープン

<2015年11月26日>
私が顧問をしている日本バリアフリー観光推進機構が2020年に向けて準備していたバリアフリーインバウンドのための外国語相談センター「アクセシブルトラベルJAPAN」のホームページがオープン。サービスは12月1日スタートです。海外からの身体の不自由な旅行者のために、日本国内の旅行についての相談対応とアドバイスを提供するとともに、必要に応じて連携旅行会社の仲介も行います。今後は官公庁、国土交通省との連携を続けるとともに、オリンピック パラリンピックにかけて増加する体の不自由な旅行者の対応について東京都にも事業推進の提案をしていきます。
※Accessible Travel JAPANのサイトはこちら。
※観光庁ホームページ「トピックス:観光庁からのお知らせ欄」にも掲載されています。

 

遠藤オリンピックパラリンピック担当大臣手交

<2015年11月17日>
パラリンピックWT座長の野田先生を助けて課題提案するエクスパートチームとして作成した新国立競技場建設への提案書「すべての人が快適に使える世界最高のユニバーサルデザインの施設を」と賛同してくださった皆様の賛同者リストを野田先生が遠藤オリンピックパラリンピック担当大臣に手交しました。エクスパートチームメンバーも同席して提案書について説明。遠藤大臣は「新国立競技場は世界一のバリアフリー整備を実現する。車いす用席は1.2%(パラリンピック時)つくるように担当者に指示している」とおっしゃっていました。内閣官房の担当者によると車いす用席は常設で0.75%(450席)つくるそうです。これはIPCの基準に沿ったもので、実現したら世界に誇れる競技場になります。今後も。エクスパートチームとして すべての人に優しいユニバーサルデザインの国立競技場が完成するまで様々な面から協力していきます。

 

日本身体障がい者水泳選手権大会

<2015年11月8日>
宮城県総合運動公園総合プール「グランディ21総合プール」で開催された第32回日本身体障がい者水泳選手権大会に出場しました。今回からIPC公認大会になったのでオーストラリア、韓国、マレーシア、ベトナムからも選手が参加していました。50m平泳ぎは気持ちよく泳げて1位。一度追いつかれた青年を振り切れてよかった。50m自由形はエントリー9人。ベトナムと茨城の選手に負けたけれど3位だった。このレースの両下肢麻痺者としては1位であり最近の自己ベストだったので平泳ぎの1位よりも嬉しかったです。

第48回全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会で講演

<2015年9月13日>
香川県高松市で開催された第48回全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会の記念講演として全国から集まった会員、当事者、関係者にシーティングについて2時間の講演をさせていただきました。参加者の皆様はとても熱心に聴いてくださって、講演後はホールの外に質問や依頼のある方々が殺到、障害児者ご本人の姿勢や車いすのアドバイスを提供したり様々な質問に答えました。こんなにも多くの皆様が興味を持ってくださって感激でした。同時にシーティングや適切な姿勢保持についてご存じない方がまだまだ多いことを実感。今後もシーティングを提供できる者を増やし障害児者の二次障害を防止して残存機能を最大限に発揮できるように普及・教育活動を続けて参ります。

 

バリアフリー観光スキルアップセミナーで講演

<2015年9月4日>
旭川で開催されたバリアフリー観光スキルアップセミナーで講演させていただきました。2020年東京オリンピックパラリンピック東京大会に来日する観光客に旭川が対応するために「東京オリンピック・パラリンピックに向ける旭川のおもてなし」と題して講演。過去のパラリンピックから学ぶべきこと、レガシーとしてのまちづくり、バリアフリー、ユニバーサルデザイン、アクセシブル・トラベル・ジャパン、障害者差別解消法などについてお話しさせていただきました。

 

千葉県の病院でシーティング研修会

<2015年8月22日>
今日は千葉県の病院でシーティング研修会。昨年千葉県でリハビリ病院の看護師さん向けに開催したシーティング研修会に参加した看護師長さんの声がけでリハビリ室が中心となって開催。近隣の病院・施設からも参加者が集まってくださいました。姿勢とシーティングの初歩から車椅子での姿勢の改善と問題解決、そしてシーティングの実践について講演。次回は症例を使ってさらに実践的な講習をする予定です。

 

唐津市の病院でシーティング研修会

<2015年7月30日>
唐津市の依頼で視察に来た機会に、夕方から介護レンタル業者向けのセミナーを依頼いただきました。しかし会場の病院に到着してみると高齢者、リハビリ関係者が多数参加してくださって合計60名。急遽内容を変更してシーティングセミナーを提供しました。当初のご依頼のシーティング製品についても説明。介護レンタル業者と介護高齢者関係者の両方が興味を持ってくださったので唐津市の高齢者向けシーティング活用が加速するのを実感しました。

バリアフリー化に向けて唐津城視察

<2015年7月30日>
唐津城天守閣展示改修実施設計プロポーザル選定委員会の委員として唐津市に来て唐津城の視察。現在の唐津城は1階から天守閣のある5階まで115段の階段。エレベーター,昇降機なし。今回は視察のため唐津市の担当者に階段の上げ方を教えて1階ずつ視察。天守閣上がって視察させていただきました。天守閣は360度見渡せる素晴らしい展望フロア。ぜひ車いす使用者にもこの景色を見せてあげたいと思いました。障害があっても、車いすでも、高齢者でも、ベビーカーでも誰もが唐津城を楽しめるようにバリアフリー化を進めます。

雑誌「クロワッサン」7月25日特大号にシーティングの記事が掲載

<2015年7月25日>
雑誌「クロワッサン」の「あなたに伝えたい」に私とシーティングについて取り上げていただきました。一般誌でシーティングを取り上げていただくことで家族に障害児や障害のある成人・高齢者がいる方にシーティングを知っていただけるので嬉しいです。  内容はとても良いのですが、私のズボンがよれてるなら撮影前に教えてほしかったです。

JASPA「車椅子・姿勢保持試乗会」で講演

<2015年6月27日>
JASPA(日本福祉用具・生活支援用具協会)から依頼を受けて東洋大学朝霞キャンパスで開催された「車椅子・姿勢保持試乗会」で講演。今回のテーマは「これからの日本のシーティングについて」いただいた依頼では車いすメーカーや業者、そして学生向けという参加者の予想だったが、当日は予想を遥かに上回るセラピストの参加があって驚いた。シーティングへの興味が急増していることを実感しました。今回は技術的な内容ではありませんでしたが、シーティング実践セミナーにもぜひ参加して欲しいです。

 

関東身障者水泳選手権大会

<2015年6月14日>
長野県障害者福祉センター サンアップルで開催された関東身障者水泳選手権大会に出場。毎年参加している大会ですが、10年振りに出場した50m自由形も今回練習不足だった50m平泳ぎも満足のいくタイムが出せてよかったです。日本選手権の標準記録も超えたので11月の日本選手権に向けて練習を頑張ります。チームとしてはリレーには勝てなかったけれど楽しむことのできた関東大会でした。

ユニバーサル社会を創造する事務次官の勉強会で講演

<2015年5月20日>
内閣府で開催されたユニバーサル社会を創造する事務次官の勉強会で日本バリアフリー観光推進機構の中村元理事長と共に講演させていただきました。私の講演は「2020東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて 真のユニバーサルな大会を実現するために」。過去のパラリンピックから学べること、日本のアクセサビリティの問題、UD客室を増やす方策、2020までにUD化が必要とされる設備・制度について話して2020オリパラのレガシーのひとつとしてすべての人に優しいまちづくりを実現することを提案しました。その後の中村さんの講演ではバリアフリー観光推進の話に加えて私も協力して取り組んでいる新プロジェクト アクセシブルトラベルジャパンについても話していただきました。どちらの講演にも多くの賛同をいただいたので2020年東京オリンピックパラリンピックの成功に向けて多角的に協力して目的を達成したいです。この講演を実現させてくださったた竹中ナミさん感謝です。今回は写真がなくて残念です。

 

新宿御苑アクセサビリティ視察

<2015年5月19日>
環境省の依頼を受けて環境大臣政務官と共に東京にある国立公園である新宿御苑を視察をしてアクセサビリティを確認。障害者や高齢者等をはじめすべての人が楽に使用するための改善点や方策についてコンサルティングを提供しました。この提案は他の国立公園にも生かされるそうです。  車椅子になってから初めて訪れた新宿御苑は森林浴ができてとても気持ちよく、新しい植物園もバリアフリーなので次回はぜひ見学したいと思いました。車いすや高齢の方にも新宿御苑を楽しんでもらいたいです。車椅子使用者のための情報提供として歩道の状態や遊歩道の勾配を示したマップ作成についても提案しました。

 

雑誌「Posture しせいと生活」5月号に対談の記事が掲載

<2015年5月1日>
第一生命財団・姿勢研究所が発行している雑誌「Posture しせいと生活」5月号に特集1として「障害者スポーツの現状と課題」をテーマにした座談会が掲載されました。出席者は立教大学スポーツウェルネス学科の加藤晴康先生、日本チャレンジドアスリート協会の千葉祗暉さん、そして私。司会は同誌編集委員の服部万里子さん。障害者スポーツ、姿勢、シーティング、教育、まちづくり、そして2020東京パラリンピックへの危機感など様々な内容が19ページの記事になりました。中でもシーティングと道具の活用による残存機能の発揮と維持にスポットライトを当てていただいて嬉しかったです。

 

 

群馬県の介護保関係者向けにシーティング研修会

<2015年4月15日>
群馬県太田市の介護保険事業者協議会の依頼でシーティング研修会。夜7時〜9時という時間にも関わらず200人もの医療リハビリ介護関係者が集まって、最後まで熱心に聴いてくださいました。研修会の前に訪問した老人施設で3人の高齢者にシーティングを提供。その様子を研修会の最後にビデオと写真でお見せしたのも大好評。実際に大きく改善した姿勢とおばあちゃんたちの笑顔が最も効果的な情報提供だったかもしれません。

 

第40回日本脳卒中学会でシーティング講演

<2015年3月27日>
広島で開催されてた第40回日本脳卒中学会(Stroke2015)のコ・メディカルセッション・教育セミナー6でシーティングについて講演。今回は「脳卒中患者のためのシーティングの活用 ~早期離床からリハビリ効果の向上~」と題して脳卒中患者にフォーカスを当てた内容。今回の対象は医師・看護師が中心。1時間という限られた時間でシーティングについて初めて聴く参加者が多かったのでシーティングで何ができるかを中心にお話しました。700名も入る大会場だったので空席もありましたが500人以上の参加者だったそうです。シーティングに興味を持つ人の多さを実感しました。皆様すごく熱心に聴いてくださいました。講演後はシーティングを始めたいという依頼が多くいただいて嬉しかったです。

クラブウィルビー・ウェブ・マガジンにインタビューが掲載

<2015年2月16日>
残間里江子さん主催のクラブウィルビーのウェブマガジンに先日インタビューしていただいた内容が以下のテーマで4回シリーズとして掲載されました。

vol.1「車椅子は自立するための道具なんです。」
vol.2「車椅子に快適に坐る技術=シーティング」
vol.3「日本は「障害者」、アメリカは「怪我しただけ」」
vol.4「オリンピックを一大福祉プロジェクトに」

今回のインタビューでは私が取り組んできた様々な活動についてお話させていただきました。自分のこと、アクセスインターナショナル起業の話、車いす、シーティング、日米の考え方の違い、まちづくり、2020年東京オリンピックパラリンピックなどです。
インタビューの内容はこちらからご覧ください。

 

佐賀ユニバーサルデザイン講演会

<2015年1月20日>
佐賀市で開催されたユニバーサルデザイン講演会で伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの中村元理事長と共に講演。中村氏が「ユニバーサルデザインで集客力アップ!」、私が「少子高齢社会のビジネスに役立つユニバーサルデザインの考え方」と題して話しました。講演後に参加者のアンケート結果を見ると、とても分かりやすかったという声や役立ったと考える方が多く「山崎さんの提案は日本全国の人がちゃんと聞いて理解すべき。」という感想はとても嬉しかったです。講演後に中村氏と話して、二人のセットは補完し合っていて良いという話になりました。今後も協力して日本のまちづくりと観光のバリアフリー化・UD化を進めていきたいです。